第2次世界大戦後、医療に恵まれない人々の要求にこたえようと、地域住民と医療従事者が手をたずさえ、民主的な医療機関が全国各地につくられました。
沖縄でも戦後のアメリカ軍による植民地支配により、県民の人権が蹂躙される状況がありました。当時の沖縄県は皆保険制度がなく、無差別平等の医療をめざす医療機関として、地域の人々にささえられ、身近な医療機関として県内各地で活動しています。
現在の沖縄民医連は3つの病院、6つの診療所、1つの老人保健施設、保険薬局、特別養護老人ホームなどの医療・看護・介護の事業所が加盟し、職員数1700名を超え、9万6千人の共同組織の方々と共に保健、医療、介護、福祉の総合的な活動、安心して住み続けられるまちづくりに取り組んでいます。